それ知ってるんだけどな、というとき

明けましておめでとうございます。

年末年始は海外に行っており、船で川を下ったり息を呑むほどきれいな馬を間近で見たり寒さに震えながら屋台の行列に並んだり餅を食べたりソバをすすったりしていました。今年もよろしくお願いいたします。

帰りの飛行機で隣が日本人男性だったんですが、何かと話し掛けてこられて、私は寝ていたかったのでちょっと困惑しました。

どういう文脈だったかは忘れましたが、「日本人は長いものに巻かれてしまいがちだ」と彼が言い始め(そういう本人も日本人なのですが、自分は違うと思っているのかもしれません)、それに続いて「こういう話があって…」と前置きらしき一言を発したのです。
それを聞いて「この人もしかして『タイタニック号のジョーク』を言うつもりじゃなかろうか」と思ったら案の定、次の瞬間その人は「タイタニックが沈没しかけてるときに…」と話し始めたのです。

これ、もう、うわー、と思いました。だってこの話、小噺の中では超有名な部類で、ジョーク集と銘打った本には十中八九載ってるんです。出だし聞いただけで、何の話か分かっちゃうんです。それを得意げに、「おれは面白い話をしているぞ」と言わんばかりに話すもんだから、反応に非常に困りました。「あっそれ知ってますよー。タイタニックのジョークでしょ?日本人には『みんなそうしてます』って言うんですよね。有名ですよねー」…と喉元まで出かかったのですが、さすがにそれを言うとこの紳士、凍り付いてしまいそうで、かといって「おっもしろぉ~い!」みたいなリアクションもできず、

「へぇ~そんな話があるんですか。面白いですね。」

で話を終わらせてしまいました。初めて聞いたにしては淡白すぎる反応で、自分の演技力のなさを再確認したフライトでした。まあ、眠かったということで…。

でもこういう小噺タイプのジョークって、「うまい!」というものから「それのどこが面白いの?」というものまで、いろいろなんですけどね。
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テーマ : 明日使える冗談、ジョーク、小ネタ。 - ジャンル : お笑い

comments

新年初笑い。おもしろかったです。。
大人な対応に拍手v-56

まほほりさん、お久しぶりです(^^)
誰も知らないジョークを披露してくれたら、眠気も吹き飛んだんですけどね~。

空返事センサーを身につけましょう。

空返事センサー!いいですねそれ。相手の話の出だしから内容を察知して、自動的に「空返事モード」に(笑)。

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プロフィール

奈津

Author:奈津
198X年生まれ。
フリーランス翻訳者。
関心は雇用(特に若い世代の)とか日本語の変遷とか。
家の周りは田んぼです。

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