おそ読み、ふか読み

昨日、よく行く書店で新書を買いました。
平野啓一郎「本の読み方 スロー・リーディングの実践」(PHP新書)。

店頭で最初の数ページを読むと「本はじっくり読むもの。速読では得るものがない」というようなことが書いてあったので買う気になりました。

というのも、少し前に勝間和代さんの著書を立ち読みしていたら「速読法を身に付けて大量の本を読もう」ということが書いてあり、ええー、速読なんて私にはできないよ、やっぱり勝間さんのような優秀な人と私とでは大違いなんだなあ、と彼我の差にがっくりきていたので、「アンチ速読」の本を見つけて何だかうれしかったのです。

「本の読み方」はまだ読み始めたばかりですが、平野さんが本を読むときにどんなところに着目して読んでいるのか、何を考えて読んでいるのかといったことが書かれていて、なかなか面白いです。

それにしても勝間さんの本は最近あちこちの書店で平積みになっていますが、私はどうも買う気になれません。優秀なのはよく分かるんですが、彼女がどんなものの考え方をして、どんな勉強道具を使っていて…ということを自ら紹介する本を書くというところにかすかな傲慢さを感じるのです。まるで、「誰もが私のようになりたいはず。どうしたら私のようになれるか教えてあげましょう」とでも言いたげ。別に誰もが外資コンサルに行きたいわけじゃないよ、と私なんかは思ってしまいます。考えすぎだ、と言われればそれまでなんですけど。

書店にて
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奈津

Author:奈津
198X年生まれ。
フリーランス翻訳者。
関心は雇用(特に若い世代の)とか日本語の変遷とか。
家の周りは田んぼです。

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