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映画4本

しばらく映画館から遠ざかっていたのですが、今年の秋は(自分にしては)けっこう頻繁にスクリーンで映画を見ました。

「踊る大捜査背 THE FINAL」(10月16日)
「天地明察」(11月2日)
「かぞくのくに」(11月10日)
「のぼうの城」(11月20日)

 「天地明察」は公開最終日に、高岡イオンまで行ってわざわざ見たのですが、私の感動のツボにすごくはまってて、泣けました。見に行ってよかったー。
 「かぞくのくに」では主演の井浦新さん・安藤サクラさんの舞台あいさつがあり、お二人に質問できたのがうれしかったです。井浦さんが私に向かって話してくれたときは感激でしたー!

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猫がかわいい「Peace」が見せてくれたもの

久しぶりに、「映画」カテゴリの記事です。

8月16日に、フォルツァ総曲輪で想田和弘監督のドキュメンタリー映画「Peace」を見てきました。鑑賞前に想田監督の「なぜ僕はドキュメンタリーを撮るのか」を半分ほど読んでいたので、この映画のテーマが「平和と共存」であることは知っていました。でもそういうテーマであるにもかかわらず、戦争の悲惨さや人間の愚かさといった、反戦映画によくある描写はありません。

監督の義父(これも説明はないので、本を読んでいないと分かりません)が自宅の庭で野良猫を何匹も世話しています。新顔の「泥棒猫」が割り込んできて、苦慮するお父さん。彼は障害者の外出を車で手助けし、散歩や買い物に付き添います。有料ですが、ほとんど収入にはなりません。その妻、つまり監督の義母はヘルパーで、橋本さんという末期がんの男性宅を訪れて家事をしています。ところどころに、義父が猫と遊んだり動物病院に連れて行ったりする様子が映し出されます。

この二人(柏木夫妻)が手助けする人たちへの接し方が私にとっては新鮮でした。いかにも「世話をしてあげている」という感じがないんですね。障害者や病人を相手にするとなると、相手は「弱者」、すなわち一人前のひとではないという認識を前提に変に気を遣い、かえって相手のプライドを傷つけていることがあります。ですがこの夫妻は、優しく接しつつ淡々としていて、決して「世話のしすぎ」にはなりません。それが、相手に対して一人前のひととして敬意を払っているように思えました。

自分が一人のひとであるのと全く同じく、どんな人も一人のひとだから、敬意をもって接する。こじつけと言われればそれまでですが、これがもしかしたら「平和」のために必要な気持ちなのではないかと気づきました。7月にはノルウェーで、移民を嫌う青年によるテロがありましたし、ほかにも人種や宗教、国籍の異なる人を簡単に殺してしまうテロが起こっています。そういうことができる、やってもいいと思えるのは、根っこに「自分が属している集団のメンバーだけが敬意を払われるべき『ひと』であり、それ以外は『ひと』ではないから殺してもいい」という認識があるのではないでしょうか。戦争の直接の原因になるのは国境紛争や資源の取り合い、貧困などの問題なのでしょうが、その下地に「自分と属性の違う人を、敬意を払うべきひとだと見なさない」というメンタリティがあるように思うのです。これは実際に戦場に行く兵士やテロリストだけの話ではなく、そう判断する政治家やそれを支持して後押しする一般の人々にも言えることです。

一人のひとだという点では誰でも同じであって、1.2人ぶんのひともいなければ0.9人ぶんしかないひともいない。対等なのだから尊重する。書いてみるとあまりにも当たり前のことですが、これを忘れると、人を傷つけたり不寛容になることをためらわなくなるのだと思います。

世界のパワーバランスが、とか、外交戦略が、みたいないかにも「大局を見ている」かのような議論もいいですが、まずは人を、自分とどんなに違っても、同じ一人のひととして見る。そこがすべてのスタートなのでしょう。

なぜ僕はドキュメンタリーを撮るのか (講談社現代新書)なぜ僕はドキュメンタリーを撮るのか (講談社現代新書)
(2011/07/15)
想田 和弘

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テーマ : ★おすすめ映画★ - ジャンル : 映画

映画「ピリペンコさんの手づくり潜水艦」

映画「ピリペンコさんの手づくり潜水艦」を、フォルツァ総曲輪で見てきました。(ポイントがたまっていたので、タダで見られました^^)

ウクライナの農村に暮らす年金生活の男性、ウラジーミル・ピリペンコさん。ピリペンコさんの夢は自分で作った潜水艦で海に潜ること!妻からは「つまらないことに熱中して…」と小言を言われながらも、黙々と潜水艦を作るピリペンコさん。手作り潜水艦(2人乗り)で、黒海に潜ることはできるのか。

ピリペンコさんの手づくり潜水艦

なんとこれ、実話です。ドキュメンタリーです。普通の人が聞いたら「バカかお前は」と言われてしまうような夢を大真面目に追い続けるピリペンコさんと、「なーにやってんだろうこの人は全く」と思いながらも陰に日向に力になる家族や友人たち。見ているこちらもいつの間にかピリペンコさんを応援してしまっていました。

しかも、ピリペンコさんの作る潜水艦がかわいいんだこれが!おもちゃみたいな見てくれで、潜望鏡なんてすごく安っぽいくせに、これもピリペンコさんの苦心の作だと思うと無性に愛しくなってくるんです。

農村でつつましく暮らす人たちを温かい目線で撮っている、なんだか幸せな気分になれる映画でした。

テーマ : 映画館で観た映画 - ジャンル : 映画

映画「ブーリン家の姉妹」

 イギリスの時代物映画「ブーリン家の姉妹」(2008年)を見ました。

 私はヨーロッパの時代物映画が嫌いではなく、「エリザベス」「エリザベス ゴールデン・エイジ」はお気に入りなので、その親世代の話ということで面白く見ました。時代物の楽しみである衣装もとっかえひっかえ華やかで、眼福でしたー!

 ただ、予備知識がないと分からないところもあって、高校で習った歴史の知識がきれいに消えている私にはちょっとつらかったです。男性キャストが国王ヘンリー8世以外はみんな同じに見えるのもやや難。Wikipedia で筋書きを読んで、やっと理解できました。

 主役の「姉妹」をナタリー・ポートマンとスカーレット・ヨハンソンという若手二大女優が演じたことで話題を呼びましたが、光っていたのは断然ポートマンでした。先にヘンリー8世の愛人になった妹を宮廷から追い出すときの冷たい笑み、男児を流産したと分かったときの絶望と、追い詰められるあまり弟と同衾しようとする狂気。野心的で計算高い女の強さと弱さを、全身で演じていたと思います。それに比ると、ヨハンソンは印象が薄いです。きれいなんですけど、ポートマンの上目遣いの魔力には及びません。

 それにしても、仲良く育った姉妹が王の寵愛をめぐって対立してしまうんですから、宮廷は怖いです。

 フランスでの修行を終えたアン・ブーリン(ポートマン)がイングランドに帰ってくるシーンは若干ギャグ化してましたね。怪獣現る、みたいな演出でしたから。

 ヘンリー8世はいいところがありませんでした。あれじゃ単なる浮気性の男です。それでいいのかヘンリー!

 最後はアンの死後、遺児のエリザベスが草原で遊んでいるところで終わるので、本作→「エリザベス」→「ゴールデン・エイジ」という順番で見ると良さそうですね。

テーマ : TVで見た映画 - ジャンル : 映画

映画「真夏のオリオン」

先日「真夏のオリオン」を観てきたので感想を。

倉本艦長役の玉木宏はもちろんカッコいいんですけど、ちょっと温厚すぎるかな?と思いました。もっと命を大事にしろ、という意味合いの台詞を部下に言うシーンがあるんですけど、ずいぶん穏やかに言ってたんですよね。そこはもっと怒って言った方が、倉本の思いが伝わるんじゃないでしょうか。

潜水艦の戦闘シーンは迫力がありました!

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テーマ : 最近見た映画 - ジャンル : 映画

プロフィール

奈津

Author:奈津
198X年生まれ、富山県在住。
フリーランス翻訳者。
関心は雇用(特に若い世代の)とか日本語の変遷とか。
家の周りは田んぼです。

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